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雑学・初級

腕時計:ビート運針、ステップ運針、スイープ運針の針の動き

雑学・初級

皆様は秒針の動きに注目したことは御座いますか?針の動きを「運針」と言いいます。運針には幾つか種類が存在し、1秒1秒止まりながら動くステップ運針や流れるように動くスイープ運針などあり、実は秒針の動きはムーブメントによって大きく異なります。ムーブメントの専門的な話しは別記事に記載することにして、ここでは基本的な運針の種類をご説明致します。

ビート運針

機械式ムーブメントはビート運針が基本です。
ムーブメント内のテンプの振動(一定の振動=ビート)によって時を刻んでおり、モデルの振動数に応じ1秒間に刻む振動回数が違います。
1万8千振動及び3万6千振動のムーブメントの例です。
・1万8000振動/時=2.5Hz=5振動/秒(つまり1秒間を5回に分けて進む)
・3万6000振動/時=5Hz=10振動/秒(つまり1秒間を10回に分けて進む)

上記の通り1万8千振動より3万6千振動の方が1秒を細かく刻んでいる為、その分秒針が流れるように見えます。しかしあくまでもビート運針なので針の動きをよく観察すると小刻みに運針していることが分かります。

ステップ運針

クォーツ式ムーブメントはステップ運針が基本です。
内蔵されているクォーツに電圧を流すことにより規則的な振動を得る事が出来ます。その振動を1秒に1回のパルス信号に変えステップモーターに送り、1秒1秒止まりながらステップを刻むように運針しています。
※クォーツ(水晶振動子)は電圧を加えると規則的に振動(32,768㎐/秒)する性質があります

スイープ運針

グランドセイコーのスプリングドライブというムーブメントがスイープ運針です(上記写真)。
簡単にご説明すると、内蔵されているゼンマイの解ける力を利用しクォーツを介してIU制御によってブレーキをかけながら運針する仕組みです。これによってスーっと流れるよに運針するのです。
秒針音のイメージ↓
機械式は「チチチチチ・・・」
クォーツ式は「チ、チ、チ、チ・・・」
スプリングドライブは「スーーーー」です

実際は「スーーーー」なんて音してませんが(笑

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